今月15日、
一般社団法人 日本塗料工業会主催 第26回 塗料産業フォーラムに参加してきました!
今回の講演内容は
・日本塗料工業会の活動概況
・重防食塗料水性化の現況と今後について
・IPPICとの活動現況と、海外の化学品規制について
・塗装の住まいの内装スタンダードに
・デザインペイントの魅力と展開
以上5つのテーマでした。
IPPICとは、世界塗料印刷インキ協議会の略称で、世界産業が直面している共通の諸問題に対し情報を共有し合い 発言していく機関として1992年に日米欧で設立された団体です。
製造工程に排出されるCO2やエネルギー、マイクロプラスチックの問題など、環境や人体に有害な塗料製品は、大きな課題として取り組みがなされており、議論されています。
PRTR(有害性が疑われる化学物質)も、年々減少の傾向にあり、今までの活動が確実に反映されているようです。
こうした活動の一方で、高遮熱塗料など環境と快適な住環境に良いとされる塗料のJIS規格化も進んでおり、
これが決まれば消費者様から分かりやすい指標になるとのことでした。
塗料メーカーの提供データによると、
高日射反射塗料を工場の屋根に塗装したところ、屋根の表面温度、裏面温度の効果が7年後も温度低減効果に変化がないということが確認されました。
屋根は7年を超えても熱くなりませんが、お財布はほっこり温まる嬉しい実験結果ですね!
世界単位でエコへの動きが大きくなっていることが後押しになり、
お客様の嬉しいが環境にも嬉しいという方程式になってきているのです。
同時に、日本の塗料業界から大きく社会全体への貢献・配慮など発信がなされている今、
生産性や自己の利益追求型の塗装会社は間違いなく衰退していくだろうと確信いたしました。
環境配慮、末端ユーザー様への健康配慮
最新の安全な塗料のアナウンス
国や市町村からのエコな塗料の補助金をPRし、地元の皆様に広めることが、当店の使命だと改めて感じます。
お客様の笑顔を原動力に、きれいな空と海を後世に残していきたい!
その想いを忘れずにお客様に、社会に貢献していけたらと思います。
2017年12月19日